インプラントが抜けてもまた埋められる?
インプラントが抜けてもまた埋められる?
インプラントを埋める場合、ほとんどのケースでは抜けてしまうことはありませんがまれに抜けてしまうこともあります。 (全国平均5%、当院では1%)
インプラントが抜けてしまう時期は?
(1)埋める手術後すぐ(6ヶ月以内)
(2)インプラントとして使っているうちに、少しずつ 緩んで抜けてしまう(術後5年以上)
に、大きく分かれます。
(1)は、術後の感染や個人の免疫力の差、骨の状況によって
一定の割合で避けることができない(世界的に見ても数%)部分があります。
(2)は、その原因の多くがお口の中のお手入れが不十分な事で起こります。逆に言えば、毎日しっかり家でお手入れを続けて、3ヶ月に一回のメインテナンスに来ていただいていれば、かなりの確率で防げるものです。
これは、ご自身の歯(天然歯)をしっかりケアしていれば、簡単には抜けることがないのと同じです。
「インプラントを長持ちさせるにはどうしたらいいですか?」はこちら>>
ただし、インプラントは天然歯に比べて感染しやすく、一度感染してしまうと進行の速さは、歯周病の約10倍で、痛みも感じず自覚症状もあまりないため、特にしっかりとしたケアーが必要です。
どんな手術内容か?
古いインプラントが抜けて空いた穴に新しいインプラントを埋め直します。
(なお、抜けたインプラントは再利用できません。洗浄・滅菌しても、こびりついた組織を完全に取ることができないからです。)
まず、炎症のある部分の組織(「肉芽組織」と言います)をしっかり取り去り、キレイに洗い流してから新しいインプラントを埋めます。
この時、骨の量が減ってしまっている場合には骨の移植が必要になります。
費用について
尚、丸子歯科では保証期間内(5~7年間)で、3ヶ月に一度のメインテナンスに来て頂いておられれば、インプラントの再度の費用負担なく、再度植立致します。
(※骨の吸収が激しい場合や、病気などで体調が思わしくない場合には出来ないこともあります。)