0011788 骨の量が足りないと言われ、骨の移植を勧められました。骨の移植とは、どのようなことをするのですか?

answer 色々な方法がありますが、行われることが多いのは下記の通りです。

(1)GBR法(骨再生誘導法)
(2)リケットソフト法(主に上の奥歯に行います)
(3)上顎洞拳上術(主に上の奥歯に行います)

1970~80年代までは、基本的に骨が十分にある人にしかインプラント治療を行うことができませんでした。
1990年代になると、顎の骨を手術で増やして理想的な位置にインプラントを入れる方法が開発され始めました。

インプラントには、色々なサイズの物がありますが、使われることが多いのが高さ約8.0~10.0mm、幅が約4.0mm前後の物です。
これを骨の中に埋めていくのですが、インプラントが骨の中に安定して入るためには、骨の高さが約10.0mm以上、骨の幅が約6.0mm以上は必要です。

インプラントを予定する所の骨量がこのボリュームに足りなければ骨の移植手術が必要になります。
どの部分にどの位、骨の量が足りないかは、事前に歯科用CTで撮影して知ることができます。
骨の量のたかによって以下の4通りの相談になります。

  1. 骨の量が足りている‥‥‥骨移植なしでインプラントできます。
  2. 骨の量が少し足りない‥‥当院で骨移植手術します。
  3. 骨の量がかなり足りない‥口腔外科に紹介して骨移植手術をします。
  4. 骨の量がほとんどない‥‥インプラントができない場合があります。

それでは、具体的な方法をご紹介します。
(1)GBR法(骨再生誘導法)
GBRとは、guided bome regenerationの略で、骨再生誘導法と略されます。
抜歯した所や、くぼんだ部分に自分の骨や人工骨を置き、その上から 特殊な膜(遮断膜)をかぶせます。
その膜の下で骨組織が再生してくるのを待つ方法です。
骨組織が再生してくるまで4~6ヶ月程待ちます。
この方法は、2回の手術が必要になります。

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(2)ソケットリフト法
主に上の奥歯の顎の骨の高さが数mm不足しているときに行う方法です。
上顎の骨の上部にある、上顎洞(副鼻腔)の膜を数mm持ち上げ、持ち上げた空間に骨を移植する方法です。

(3)上顎洞拳上術(主に上の奥歯に行います)
主に上の奥歯の顎の骨の量がかなり不足している時に行います。
(骨の高さが5mm以下しかないとき)少し広い範囲に骨を移植するため、当院では、この骨の移植手術は口腔外科に紹介させて頂いております。

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