0011788 初めて歯を抜きました。費用の高いインプラントを薦められたのですが、保険の効くブリッジではダメなのですか?

answer ダメなことはありませんが、余りおすすめできないケースもあります。

インプラントという方法がなかった時代には、多くのケースでブリッジが採用されることがありましたが、近年では、ブリッジを採用する頻度はやや減りました。

理由として、

  1. インプラントの普及
  2. 歯をなるべく削らない方が、歯が長持ちするという考えが広まってきた為(ブリッジは、歯を削らないと作れないことが多い)
  3. 一本だけ歯が抜けても、不自由を感じなければ無理にそこに歯を入れなくても良いという考えが広まってきた為昔は、一本歯を抜いたらな何が何でもそこに歯を入れるべきという考えが主流でした)

歯のイメージ

では、どの場合にブリッジではなくインプラントが推奨されるのでしょうか?
以下、4つの要素で順番の説明していきます。

(1)ブリッジでは無理なケース

1.一番奥の歯など両隣に歯がない場合

2.支えとなる両隣の歯に十分な強度がない時
例)両隣の歯に、大きなひびがある大きな奥歯がある重度の歯周病がある場合など

(2)抜けた歯の両隣の歯をどの位削る必要があるか

1.両隣の歯が元々削っていない状態の場合

ブリッジにする為に、かなり歯を削らなくてはなりませんのでブリッジはあまりおすすめできません。

2.両隣の歯にかぶせ物(冠)が入ってる場合

ブリッジを作る為にあらためて周りの歯を削る必要はあまりありませんのでブリッジにすることもよくあります。
ただし、ブリッジではどうしても支えとなる両隣の歯に負担がかかります。
(インプラントならその心配はありません。)

(3)抜けた歯の部位

1.一番奥の歯
インプラントはできますがブリッジはできません。
一番奥の歯一本だけなら何も歯を入れなくても咬むのに余り困らない場合もよくあります。

2.1.以外の奥歯
両隣の歯の状態によって、ブリッジかインプラントにする利点・欠点を相談させていただきます。

3.前歯
周りの歯を削ることなく人工の歯を接着剤料でつける方法があります。
ブリッジもインプラントも入れ歯も希望されない方に適しますが残念ながら外れやすいです。

(4)患者さんの年齢

ブリッジの平均耐用年数は約7年(厚生労働省発表)と言われています。
7年以上経ってブリッジが外れたりする頃には支えとなっている歯に何らかのダメージが及んでいる場合も少なくありません。

長期的、統計的にみるとブリッジにした場合の歯の寿命はインプラントにした場合より短くなります。
それを考えれば年齢の若い人程、ブリッジにすることは積極的にはお勧めしません。

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