0011788 インプラントは外れることがありますか?

answer 「インプラントが外れる」のは

1・インプラント自体が外れてしまう場合
2・インプラントの上にかぶせておいた冠が外れてしまう場合
3・インプラントの下にあるネジがゆるんでしまう場合
の3通りがあります。

どれも起こりえますが、外れてしまうパターンがいくつかありますので解説していきます。

1・インプラント自体が外れて(抜けて)しまう場合

時期的に主に2つのパターンがあります。

(1)インプラントを埋入して、2~3ヶ月以内に外れて(抜けて)しまう場合

これは、大半の場合が術後に顎の骨とインプラントとがくっつかなかった場合です。
もう一度埋め直しなどを検討します。

(2)インプラントを埋入して、数年以上経ってから外れる(抜けて)しまう場合

(1)とは異なり、「インプラント周囲炎」という、歯周病の様な状態になることで抜けてしまった状態です。

抜けてしまう場合は、歯周病と同じでインプラントの周りに汚れがずっと溜まった状態が続くことで歯周病菌が増えたり、免疫力の低下で、歯周病菌が活発になることなどでおこります。

インプラント本体が外れて(抜けて)しまうことは、自己管理をしっかりして頂くことや、定期的なメインテナンスを受けて頂くことで防止できることが大半です。

2・インプラントの上にかぶせた冠が外れてしまう場合

インプラント本体が抜けてしまう場合と異なり、冠が外れてしまうことは時に起こり得ます。
インプラントは、冠の下の構造が複雑です。
その部分が、ゆるむ等の問題が生じた時に冠を外して修理や点検が出来る様に柔らかい(のちに外せる)セメントを使って冠をつけます。

天然の歯は、虫歯にならない様に、硬い(外れづらい)セメントでしっかり冠をつけますがインプラントの場合は、虫歯になる心配が無いためまずは柔らかいセメントでつけます。

そのため日常生活で冠が外れてしまうことも場合によっては起こり得ますがそのことで咬みあわせの調整や、歯の形態修正など、のちのちの微調整が可能になります。

以下に、当院でのインプラントの冠の接着の流れを紹介いたします。

インプラントの冠の接着の流れ

3・インプラントの下にあるネジがゆるんでしまう場合

インプラント本体と上の冠の間に、「アバットメント」という土台の部分があります。
その部分とインプラントを固定しているネジは、まれにゆるむ場合がありこの時にグラグラ動いたり、外れたりする状態になります。

この場合は、上の冠を一旦外してネジをしめ直します。

インプラントQ&Qに戻る