ここまで述べてきたことを念頭に置いて、各年代で達成したい重点目標を想定しました。

家族

十歳まで 虫歯ゼロ
十代   きれいな歯並び
二十代  白く輝く美しい歯
三十代  なるべく削らず守ろう自分の歯
四十代  口からできるアンチエイジング
五十代  歯周病から歯を守る
六十代  歯の破折注意
七十代  目指せ8020 (八十歳で二十本の歯)
八十代  何でも咬める食生活
九十代  食事が楽しめる人生
百歳以上 自分の口で咬める喜び

現在、厚生労働省のデータでは百歳以上の方が四万人を越えたそうです。今後もさらに百歳以上の方が増加する可能性が高く、歯科医療も百歳以上を見据えた医療を考えていく時代になりました。

それぞれの年代でめざしている項目は違いますが、その年代ごとにきちんとクリアしていくことが、8020達成の近道であり、それによって百歳になっても現役で医師をされている日野原重明先生のように、健康で楽しい幸せな人生を送れると確信しています。